[Financial Express]ロイター通信によると、欧州の株式ファンドは4月30日までの週に1年以上ぶりの大幅な資金流入を記録した一方、関税が世界経済成長に及ぼす影響をめぐる不確実性が続く中、米国のファンドは3週連続で資金流出となった。
LSEGリッパーのデータによると、投資家は欧州株式ファンドを146億4000万ドル相当買い越し、2024年3月中旬以来の週としては最高額となった。一方、アジアのファンドへの投資は総額66億8000万ドルだった。
純額155億6000万ドルが米国ファンドから売却された。
今週発表された米国のデータによると、関税引き上げを回避しようと企業が競争し、大量の輸入品が押し寄せ、第1四半期の経済が0.3%縮小した。
セクター別ファンドからの資金流出は5週連続で、総額1億6,600万ドルに達した。金・貴金属セクターファンドからは7億5,900万ドルの流出があり、金属・鉱業セクターファンドからは3億7,400万ドルの純売却益が見られた。
同時に、投資家は世界の債券ファンドに47億3000万ドルを投入し、純購入は2週連続となった。
世界の高利回り債券ファンドは、5週連続の売り越しの後、35億8000万ドルの純流入となった。世界の短期債券ファンドは15億6000万ドルの純購入となった。
しかし、世界のマネー・マーケット・ファンドは、前週に約152億6000万ドルの純流入があった後、260億6000万ドルの純売却となった。
金および貴金属商品ファンドは12週間ぶりに週次純売りを記録し、投資家はわずか440万ドルを引き出した。
新興国市場ファンド29,589本を対象としたデータによると、株式ファンドには5週間ぶりに週次で8億9,200万ドルの資金流入があった。また、新興国市場債券ファンドには6億9,000万ドルの純流入があった。
Bangladesh News/Financial Express 20250503
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/investors-snap-up-european-equity-funds-but-flee-from-us-funds-for-third-straight-week-1746208453/?date=03-05-2025
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