[Financial Express]リヤド、5月4日(AFP):ドナルド・トランプ米大統領は今月下旬にリヤドを訪問し、湾岸諸国6カ国の首脳と会談する予定であると、サウジアラビア政府に近い筋が日曜日にAFPに明らかにした。
トランプ大統領の5月13日から16日までのサウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦への訪問は、フランシスコ法王の葬儀に出席するためにローマに短期間滞在する以外では、大統領の2期目初の外遊となる。
「トランプ大統領はリヤドで湾岸協力会議(GCC)の首脳らと会談する」と情報筋は語った。GCCとはサウジアラビア、UAE、バーレーン、カタール、クウェート、オマーンからなる同盟国である。
情報筋はメディアに話す権限がないとして匿名を条件に、会談の目的は「政治的・経済的協力」を強化することだと述べた。
米国は訪問に先立ち、金曜日にサウジアラビアへの35億ドルのミサイル販売を承認した。
トランプ大統領は、石油資源の豊富なサウジアラビアから大規模な商業取引を獲得したことを自慢しており、サウジアラビアはロシアとウクライナに対する米国の外交上の重要な仲介役でもある。
リヤドへの訪問は、GCC諸国から湾岸を挟んで位置する米国とイランが、テヘランの核計画に関する間接交渉を開始した後に行われた。
トランプ大統領は、今週末に予定されていた一連の協議が延期されたことを受け、イランに対し制裁を強化すると警告するとともに、イラン産の石油および石油化学製品の「いかなる量でも」の世界的なボイコットを呼び掛けた。
2018年に以前の核合意を破棄した米国大統領は、懸念を解消し、イスラエルによるイランへの軍事攻撃の可能性を阻止するための新たな合意の確保に期待を表明した。
トランプ大統領にとって近い将来に実現するかもしれないもう一つの政策目標は、大統領が最初の任期中に締結したアブラハム合意に類似した、サウジアラビアとイスラエルの間で長年待ち望まれていた合意である。
Bangladesh News/Financial Express 20250505
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/trump-to-meet-gulf-leaders-later-this-month-1746378900/?date=05-05-2025
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