[The Daily Star]国際刑事裁判所(ICT)の検察官は昨日、7月の蜂起中に人道に対する罪を犯したとしてシェイク・ハシナ元首相に対して提起された訴訟の捜査がほぼ完了しており、調査報告書が「非常に近いうちに」提出されると述べた。
ICT検察官ガジ・モナワル・ホセイン・タミム氏は記者団に対し、ハシナ氏に対する今回の訴訟は同法廷が行った「これまでで最大の捜査」だと語った。
同氏は法廷内で記者団に対し、「捜査機関が短期間で報告書を提出することを期待している」と述べた。
説明を求められたタミム氏はデイリー・スター紙に対し、「まもなく」というのは今月中を意味すると語った。
4月20日、ICT主任検察官タジュル・イスラム氏は、捜査報告書は翌週までに提出される見込みだと述べていた。しかし、捜査機関は検察の発表通りに報告書を提出せず、さらなる時間を求めていた。
同庁の捜査官は匿名を条件に、7月の暴動に関連するいくつかの重要な事件で大きな進展があったことを本紙に確認した。
検察によれば、ハシナ氏に対してICTに3件の訴訟が起こされ、首席検察庁には100件以上の告訴状が提出されている。
ある事件では、ハシナ首相と元警察長官チョウドリー・アブドラ・アル=マムーンが、7月の蜂起における人道に対する罪に直接関与したとされている。この捜査は最終段階にある。
もう一つの事件は、アワミ連盟による15年半の統治期間中に行われた強制失踪と超法規的殺害の容疑に関するものだ。
3件目の訴訟は、2013年にモティジールのシャプラ・チャッタルで行われたイスラム教集会での殺害をめぐって起こされた。
一方、ICTは昨日、2016年にカリンプールで9人が殺害された事件に関する別の事件に関連し、捜査機関が元警察幹部3人を再び尋問することを認めた。
被告は、元警察長官AKM・シャヒドゥル・ホック、元ダッカ警視庁コミッショナーのアサドゥッザマン・ミア、そしてダッカ警視庁ミルプール地区の元副コミッショナーのジャシム・ウディン・モラーである。彼らは昨日、法廷に召喚された。
Bangladesh News/The Daily Star 20250508
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/ict-probe-report-month-3889336
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