[The Daily Star]スタンダード・チャータード・バングラデシュ(SCB)は、2024年度の純利益が3,300億タカに達したと報告した。これは同国で営業する銀行の中で明らかに最高額だ。
昨日発表された財務諸表によると、SCBの利益は前年比41パーセント増加し、2023年の2,335億タカから2024年には3,300億タカに増加する見込みだ。
英国の多国籍銀行は2022年に1,655億タカの利益を記録し、2年以内にバングラデシュでの収益が実質的に倍増した。
SCBのナセル・エザズ・ビジョイCEOは電子メールでの返信で「この財務実績は当社の優れたガバナンスと先進的な金融ソリューションを反映している」と述べた。
同氏は、税引後利益の急増は、慎重なリスク管理、効率的な流動性の配分、厳格なコスト管理によるものだと述べた。
SCBの純利息収入は2024年に前年比33パーセント増の2,717億タカに急増した。
同外資系銀行は、金利収入、投資収益、安定した手数料・為替収入の大幅な増加により、営業利益が28.25%増加して5,506億タカになったと発表した。
SCBの利益は、HSBCバングラデシュ、BRAC銀行、シティ銀行、パバリ銀行、プライム銀行、ダッチバングラ銀行が2024年に報告した利益よりもはるかに高かった。
これらの銀行はすべて、2024年度に1,500億タカ未満の利益を計上し、BRAC銀行は1,432億タカを記録した。
SCBは、自己資本対リスク加重資産比率(CRAR)が規制要件の12.5%に対して43.33%となっていると発表した。
「これは業界最高水準であり、将来のリスクを軽減するだけでなく、余剰資本基盤から追加の投資収益を生み出すことにも役立っています」とSCBのCEOは付け加えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250508
https://www.thedailystar.net/business/news/scbs-profit-surges-record-tk-3300cr-3888916
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