マイクロファイナンス機関による上半期の融資は9.0%増加し1.32兆タカに

[Financial Express]国内のマイクロファイナンス機関(MFI)が今年度の前半に貸し出した融資額は、前年度同期比で9.0%以上増加し、1兆3,200億タカに達した。

入手可能な公式データによれば、2023-24年度の7月から12月までの期間、MFIによる融資総額は1兆2,100億タカだった。

2023~24年度全体では、同国のMFIによる融資総額は前年度比5.6%増加した。

公式統計によると、マイクロファイナンス機関(MFI)は前年度に2兆6,300億タカの融資を行ったが、2022~23年度には2兆4,900億タカとなった。

2023年度のMFIによる総融資額は1兆5,000億タカでした。

しかし、延滞ローンの額は依然として高止まりしており、草の根の借り手の財務健全性について懸念が生じている。

MRAデータによれば、25年度上半期の延滞ローンは1596億タカに達したという。

延滞ローンの額も23年度の1539億タカから24年度には1621億タカに増加したことが数字で示されている。

貸出金の回収は増加傾向にあるものの、延滞貸出金が総未払い額に占める割合も2023年度の10.23%から2024年度には10.37%にわずかに増加した。

しかし専門家は、MFI部門における延滞ローンの増加は、期限内にローンを返済できる借り手の数が増え、その能力が低下したことによるものだとしている。

質問に対し、政策対話センター(CPD)の著名な研究員であるムスタフィズル・ラーマン教授は、インフレの上昇と購買力の低下が、同国のマイクロファイナンス部門の融資回収率にある程度影響を及ぼしていると述べた。

同氏はまた、今後数カ月以内にインフレを緩和すれば状況の改善につながるかもしれないと示唆した。

同じ論調で、パリ・カルマ・サハヤク財団(PKSF)のマネージングディレクター、モハメド・ファズルル・カデル氏も、ローン回収率は近年のインフレ率の上昇と政情不安によりある程度影響を受けていると述べた。

しかし彼は、社会における経済格差の縮小と、包括的な成長を促し、マイクロファイナンス機関による融資の実行と回収の両方を改善するために投資を強化することの必要性を強調した。

sajibur@gmail.com


Bangladesh News/Financial Express 20250509
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/h1-lending-by-mfis-rises-90pc-to-tk-132t-1746729480/?date=09-05-2025