行方不明のBNP党首逮捕を試みたとしてSIが取り下げ

[Financial Express]ダッカ首都圏警察(ダッカ警視庁)は、12年前のアワミ連盟(AL)政権下で行方不明となった強制失踪の被害者であるBNP党首サジェドゥル・イスラム・スマン氏の逮捕を試みたとして、警部補(SI)のムハンマド・アクラム・ホセイン氏を解任した。

木曜日、SIアクラム氏が逮捕を企てて同市内テジガオンのシャヒンバグにあるスマン氏の自宅に調査チームを率いて出動したため、ダッカ警視庁は厳しい批判に直面している。

ダッカ警視庁のモハメド・タレブル・ラーマン警察副長官(メディア・広報担当)は金曜日、逮捕の試みをめぐって望ましくない状況が生み出されたと述べ、ダッカ警視庁はこの件について遺憾の意を表したと付け加えた。

同氏によれば、SIアクラム氏が率いる警察チームは最近ダッカ警視庁に加わったため、捜査に行く前に必要な知識が不足していたという。

タレブール副警察長官は、ダッカ警視庁はアラビア半島政府による強制失踪の被害者とその家族に安全と安心を提供することに尽力していると語った。

同氏は、ダッカ警視庁は当時のAL政府による強制失踪の犠牲者となった人々の家族に同情の意を表したと述べた。

サジェドゥル・イスラム・スマンさんの妹サンジダ・イスラム・トゥリさんは、自身のプラットフォーム「マイヤー・ダック」の下、行方不明の兄や他の行方不明者を取り戻すために長年にわたり運動を続けてきた。

彼女は、昨年8月5日の政権交代後も、警察がスマン氏を逮捕するために自宅の玄関先に来たことに怒りを表明した。

BNP党首のスマン氏は、ダッカ市第25区のBNP元書記長だった。12年前、彼は法執行機関の職員を名乗る人物に逮捕された。

talhabinhabib@yahoo.com


Bangladesh News/Financial Express 20250510
https://today.thefinancialexpress.com.bd/politics-policies/si-withdrawn-for-attempt-to-arrest-missing-bnp-leader-1746813062/?date=10-05-2025