[Financial Express]ニューヨーク、5月12日(ロイター): アップルは、秋に発売予定のiPhone製品群の値上げを検討しているが、値上げが、同社の製品の大半が組み立てられている中国からの輸入品に対する米国の関税と結びつくことは避けたい意向だと、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が12日報じた。
米中両国が月曜日に相互関税の一時的削減に合意したことを受け、このテクノロジー大手の株価は市場全体の上昇に追随し、市場前取引で7%上昇した。しかし、米国では中国からの輸入品に依然として30%の関税が課される。
アップルは、ドナルド・トランプ大統領が開始した一連の関税措置を受けてここ数カ月で激化した米中貿易摩擦に巻き込まれた最も著名な企業の一つである。
同社は、事情に詳しい関係者を引用したWSJの報道についてロイターがコメントを求めたが、すぐには応じなかった。
価格を引き上げれば、アップルは世界のサプライチェーンを阻害し、インドへの生産移転を余儀なくさせた関税によるコスト上昇を緩和できる可能性がある。
アップルは今月初め、関税により4~6月期のコストが約9億ドル増加すると予想され、同期間内に米国で販売されるイプホネの大部分をインドから調達すると発表した。
Bangladesh News/Financial Express 20250513
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/apple-considers-raising-iphone-prices-1747072024/?date=13-05-2025
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