[Financial Express]最近の世界的報告によると、バングラデシュでは昨年、モバイル金融サービス(MFS)を通じた人々の信用、保険料の支払い、貯蓄へのアクセスが前年に比べて大幅に増加した。
報告書は、モバイルマネーを利用して融資を受ける人の数が昨年14%増加し、前年の記録の2倍になったことを強調した。
「モバイルマネーに関する業界レポート2025」と題された報告書によると、2024年に保険商品の支払いにモバイルマネーを使用した顧客は、以前の4%から10%に増加した。
モバイルネットワーク事業者の世界的な非営利業界団体であるGSMアソシエーション(GSMA)が最近このレポートを発表した。
報告書によると、調査対象となった世界中の事業者の間で、モバイルマネーを通じた信用供与が増加しているという。
「インドネシア、ナイジェリア、バングラデシュでも顕著な増加が見られた」と報告書は述べ、エチオピア、インド、パキスタン、ウガンダを含むいくつかの国では、モバイルマネーによるローン利用が10パーセントポイント以上増加したと付け加えた。
MFSを通じた保険料の支払いに関して、報告書は「2023年と比較して、2024年にモバイルマネーで保険料を支払った顧客の数は、バングラデシュ、エチオピア、インド、インドネシア、ケニア、ナイジェリアで大幅に増加した」と述べている。
報告書はまた、バングラデシュ国民のMFSを通じた貯蓄も、これまでの7.0%から2024年には14%に増加すると指摘した。
GSMAによれば、登録されたモバイルマネー口座は20億件に達したものの、依然として大きな男女格差が残っているという。
報告書によると、モバイルマネー口座の所有における男女格差は調査対象となった12カ国のうち8カ国で存在し、特にパキスタンではその格差が大きく、女性がモバイルマネー口座を持つ可能性は男性より70%低いという。
「バングラデシュ、エジプト、エチオピア、インド、ナイジェリアでも男女格差は大きい」と報告書は指摘した。
「携帯電話を所有していないこと、モバイルマネーに関する認識が不十分であること、関連性が認識されていないこと、モバイルマネーを使うために必要な知識やスキルが不足していることなど、いくつかの要因がこの格差の一因となっている」と報告書は述べている。
報告書によれば、調査対象者のうち、バングラデシュではモバイルマネーアカウントを所有している女性はわずか23%であるのに対し、男性は52%である。
しかし、モバイルマネーを認識している女性は男性82%に対し、女性67%だという。
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Bangladesh News/Financial Express 20250513
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/credit-access-insurance-payments-and-savings-thru-mfs-surge-in-bd-1747069148/?date=13-05-2025
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