米国の仲介により「核紛争」は止まったとトランプ氏

[Financial Express]ドナルド・トランプ米大統領は月曜日、南アジアのライバル国であるインドとパキスタンが一連の衝突の後に停戦に合意したことを受け、米国の介入が両国間の「悪い核戦争」を防いだと述べたと各通信社が報じた。

「我々は核紛争を阻止した。これはひどい核戦争になりかねず、何百万人もの人々が殺されていたかもしれない。だから私はとても誇りに思う」とトランプ大統領はホワイトハウスで記者団に語った。

一方、インドのナレンドラ・モディ首相は、核武装隣国間の数日にわたる軍事衝突の後、週末にパキスタンと停戦が成立したことを受け、月曜日、ニューデリーで、今後のいかなる「テロ攻撃」にも断固として対応すると誓った。

モディ首相は国民に向けたテレビ演説で「インドに対する新たなテロ攻撃が行われれば、強力な対応を取る」と述べ、紛争が発生した場合でも「核による脅迫」を容認しないと付け加えた。

一方、インドとパキスタンの軍高官らは月曜日に会談し、週末に合意した停戦の詳細について協議した。

インドとパキスタンの主要株価指数は、2つの宿敵国間の週末の停戦合意を受けて月曜日に急騰した。

インドとパキスタンが軍事行動を停止することで合意し、米国と中国が関税の大幅引き下げで合意したことを受け、インドのベンチマーク株価指数であるセンセックスとニフティは絶対値で過去最大の1日の値上がりを記録し、4%近く急騰した。

パキスタンのカラチでは株価が急騰し、指標指数は9%高で始まった。

核兵器を保有する隣国間の停戦は、双方による激しい砲撃と空襲が4日近く続いた後、米国の仲介により一晩維持された模様だ。

両国はそれ以来敵対行為を停止しているが、停戦違反の結果について互いに警告し合い、警戒を続けていると述べている。


Bangladesh News/Financial Express 20250513
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/us-mediation-stopped-nuclear-conflict-claims-trump-1747074223/?date=13-05-2025