マルコス氏の上院での地位が揺らぐ

[Financial Express]マニラ、5月13日(BBC): 二つの政治王朝の激しい争いが支配するフィリピンの中間選挙は、フェルディナンド・「ボンボン」・マルコス・ジュニア大統領の上院での支配を揺るがす可能性のある予想外の結果となった。

最新の投票数80%によれば、マルコス支持派が獲得した上院議席は予想よりも少なかったようだ。

一方、数千人の死者を出した麻薬戦争の疑いでハーグで拘束されているライバルのロドリゴ・ドゥテルテ元フィリピン大統領が、一族の拠点である同市の市長に選出された。

弾劾裁判に直面している彼の娘サラ・ドゥテルテ副大統領の運命は依然として不透明だ。

月曜日に行われた中間選挙では、地方議員から知事、上院議員まで、1万8000議席が争われた。かつて同盟関係にあったマルコス・ジュニア氏とサラ・ドゥテルテ氏による代理戦争の様相を呈した。

12議席が争われた上院選は、サラ・ドゥテルテ大統領が「政治的迫害」と呼んでいる裁判に影響を与えるとして注目されていた。


Bangladesh News/Financial Express 20250514
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/marcos-hold-on-senate-grows-shaky-1747158949/?date=14-05-2025