ガザでは恒久的な停戦が必要

[Financial Express]バグダッド、5月17日(AFP): スペインのペドロ・サンチェス首相は17日、イスラエルが包囲されているパレスチナ自治区での作戦強化を発表した数時間後、アラブ連盟首脳会議で「ガザでの虐殺を止めるため」圧力を強めるよう求めた。

国連のアントニオ・グテーレス事務総長はバグダッドでの会合で「今こそ恒久的な停戦が必要だ」と語り、エジプトのアブデルファッターフ・エルシーシ大統領はドナルド・トランプ米大統領に対し「ガザ地区の停戦に必要なあらゆる努力を払う」よう求めた。

この首脳会談は、今年初めに米国がガザ地区を占領し「中東のリビエラ」にすることができると宣言して騒動を巻き起こしたトランプ大統領の湾岸歴訪の直後に開催される。

パレスチナ人の追放を含むこの計画を受けて、アラブ諸国の指導者らは、3月にカイロで行われた首脳会議で、領土再建のための代替案を提示した。

グテーレス氏は「ガザ地区住民の度重なる避難、そしてガザ地区外へのいかなる強制避難の問題も拒否する」と述べた。

国連事務総長はまた、「イスラエルが地上作戦などを拡大する計画があるとの報道に警戒している」と述べた。

イスラエル軍は、2023年10月7日のハマスの攻撃に端を発した戦争が始まって19カ月以上が経過し、新たな攻勢の「初期段階」の一環として土曜日に「大規模な攻撃」を開始したと発表した。

イスラエルの攻撃を厳しく批判してきたサンチェス氏は、世界の指導者たちは「特に国際法で認められた手段を通じて、ガザでの虐殺を止めるようイスラエルへの圧力を強めるべきだ」と述べた。

同氏は、自国政府がイスラエルの戦争手法について国際司法裁判所の裁定を求める国連決議を計画していると述べた。

ガザ地区の戦争犠牲者の「受け入れがたい数」は「人道の原則」に違反していると彼は述べた。

イラクのモハメド・シーア・アル・スーダニ首相は首脳会議で、同国は地域の危機を受けて「復興努力を支援するアラブ基金」の設立を支持すると述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250518
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/permanent-truce-needed-in-gaza-1747497840/?date=18-05-2025