[Financial Express]クアラルンプール、5月20日(ロイター):欧州の航空機メーカー、エアバス(AIR.PA)は、マレーシアの航空会社とA220型機について協議を行っていると、国営通信社ベルナマが20日、同社幹部の話として報じた。
エアバスのアジア太平洋地域社長アナンド・スタンレー氏は、マレーシアでは同社の他の民間航空機約150機が運航しており、同社はA220に潜在性があるとみており、今後納入に向けてさらに約400機の受注を期待していると、同局は伝えた。
同通信社はスタンレー氏の発言を引用し、「マレーシアからの潜在的な需要は大きいと見ています。まだ協議の段階ですが、時期についてはコメントできませんが、A220がマレーシアで導入されることを期待しています」と述べた。
スタンレー氏は、この東南アジアの国は、エアバスにとってアジア太平洋地域で中国とインドに次ぐ第3位の市場だと付け加えた。
同氏によると、格安航空会社のエアアジアはすでに同社のA320とA330機の主要顧客であり、一方マレーシア航空はエアバス機のワイドボディ機を運航しているという。
しかし、報道ではエアバスがどの航空会社と交渉中であるかは明らかにされていない。
マレーシア航空の親会社であるマレーシア・アビエーション・グループは先月、2028年までに20機の新しいエアバスア330ネオワイドボディ機を納入すると発表しており、2機が就航し、今年中にさらに8機が就航する予定となっている。
エアバスは今月、今年の納入機数が192機で、2024年の同時期と比べて5%減少したと発表した。また、エンジンの受領が遅れているにもかかわらず、年間の商用機納入数を7%増の820機とする目標を再確認した。
Bangladesh News/Financial Express 20250521
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/airbus-in-talks-with-malaysian-airlines-for-its-a220-planes-1747763495/?date=21-05-2025
関連