中東の供給懸念で原油価格が1%上昇

[Financial Express]ロンドン、5月21日(ロイター): イスラエルがイランの核施設への攻撃を準備している可能性があるとの報道で中東における供給途絶への懸念が高まり、原油価格は水曜日に約1%上昇した。

ブレント原油先物は、13時10分(GMT)時点で67セント(1%)上昇し、1バレル66.05ドルとなった。米国産ウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油は71セント(1.1%)上昇し、62.74ドルとなった。

米情報機関は、イスラエルがイランの核施設への攻撃を準備していると示唆していると、CNNが火曜日、複数の米当局者の話を引用して報じた。

CNNは当局者の話として、イスラエルの指導者らが最終決定を下したかどうかは不明だと付け加えた。

INGの商品ストラテジストは「このような緊張の高まりは、イランの供給を危険にさらすだけでなく、より広範な地域の大部分の供給も危険にさらすことになる」と述べた。

UBSのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は、イランの原油輸出量が日量150万バレルを超えていることを踏まえると、供給途絶への懸念が価格上昇につながっていると述べた。

イランは石油輸出国機構(OPEC)加盟国の中で第3位の産油国であり、イスラエルの攻撃は同国からの供給に混乱をもたらす可能性がある。


Bangladesh News/Financial Express 20250522
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/oil-gains-1pc-on-middle-east-supply-fears-1747845487/?date=22-05-2025