[Financial Express]ニューヨーク、5月21日(ロイター):ムーディーズによる米国債の格下げを受け、投資家が米国債への投資意欲を見直し、利回り上昇で割高な株価に圧力がかかる可能性があるとの懸念が高まっている。
ムーディーズは先週末、政府債務の増大と利払い費の増加を理由に米国債の格付けを1段階引き下げることを決定したが、これにより米国債に対する投資家の幅広い再評価への懸念が再燃し、経済全体の借入コストが上昇する可能性がある。
ウェリントン・マネジメント・カンパニーの債券ポートフォリオ・マネジャー、カンペ・グッドマン氏は「このようなことが起こるたびに、投資家は米国からの投資をもう少し増やすべきかもしれないと考えるようになる」と語った。
住宅ローン金利だけでなく、企業や消費者の借入コストにも影響を与える指標10年国債利回りは、月曜日早朝に4.5%を超えたものの、その後は売り圧力が和らぎました。利回りは価格と逆相関します。火曜日も債券市場の売り圧力は続き、10年国債利回りは月曜終値をわずかに上回る4.48%で推移しました。
30年長期国債利回りはさらに急上昇し、月曜日には2023年11月以来の高水準となる5%超を記録し、火曜日にも再びその水準に迫った。
Bangladesh News/Financial Express 20250522
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/moodys-downgrade-ripples-through-bond-market-causes-worries-for-stocks-1747845071/?date=22-05-2025
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