英国のインフレ率は公共料金の高騰で15か月ぶりの高水準に

[Financial Express]ロンドン、5月21日(AFP):英国の4月の年間インフレ率は、エネルギーと水道料金の急騰により予想以上に急上昇したことが水曜日に発表された公式データで明らかになった。

英国国家統計局(ONS)は声明で、消費者物価指数(CPI)が先月3.5%に急上昇し、3月の2.6%から上昇したと発表した。アナリストのコンセンサス予想は3.3%だった。

ONSによると、主要金利は3.5%で、2024年初頭以来の高水準となった。レイチェル・リーブス財務大臣は声明で、「生活費の高騰が依然として労働者階級の重荷となっていることは承知しており、今回の数字には失望している」と述べた。

英国の規制当局は、石油・ガス市場や債務を抱える水道事業者の動向を考慮し、4月から民間企業による家庭向け電気料金の値上げを許可した。

ONSのグラント・フィッツナー事務局長代理は声明で、「家計支出額の大幅な増加がインフレの急上昇を引き起こした」と述べた。

「ガス代と電気代は昨年同時期の急激な下落と比べて上昇した。」

同氏は、「水道料金や下水道料金も大幅に上昇し、自動車税も同様に上昇したため、総額は昨年初め以来の最高水準に達した」と指摘した。

しかしアナリストらによると、ドナルド・トランプ米大統領の関税攻撃を受けて原油価格が最近大幅に下落したため、エネルギー料金は7月から下がると予想されている。

企業は先月施行された増税と最低賃金の引き上げによっても4月にさらなる打撃を受けた。


Bangladesh News/Financial Express 20250522
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/uk-inflation-hits-15-month-high-as-utility-bills-soar-1747845056/?date=22-05-2025