[Financial Express]ハノイ、5月26日(AFP):フランスのエマニュエル・マクロン大統領は東南アジア歴訪の初めに月曜日にベトナムで会談を行う予定で、米国と中国の対立の渦中にある地域で同大統領の「インド太平洋戦略」を試す機会となる。
フランス大統領は日曜遅くにハノイに到着した。同国歴訪ではインドネシアとシンガポールも訪れる6日間の旅の最初の訪問地である。
マクロン大統領は、ハノイの戦争記念碑でフランスの植民地支配に抵抗した人々に敬意を表した後、1日の会談を予定している。
大統領は、首都の目玉である文廟で共産党のト・ラム書記長と昼食をとる前に、ルオン・クオン外相と会談する予定。
林氏は、いかなる反対意見も許容せず、いかなる批判もすぐに抑圧する一党独裁国家であるベトナムで最も強力な指導者とみなされている。
マクロン大統領の同国初公式訪問を前に、ヒューマン・ライツ・ウォッチは大統領に対し、「ベトナム政府の人権状況悪化」に対する懸念を表明するよう強く求めた。
ヒューマン・ライツ・ウオッチによると、ベトナムには、表現の自由や人権と民主主義のための平和的な活動を犯罪とする「過酷な法律」のもとで起訴され、有罪判決を受けた政治犯が170人以上いる。
敏感な問題は非公開で扱うことを好むと常々述べているフランス大統領にとって、公開で訴えることは彼の性格にそぐわないだろう。
Bangladesh News/Financial Express 20250527
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/macron-in-vietnam-to-offer-third-way-between-us-china-1748285263/?date=27-05-2025
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