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米国、中国人留学生のビザ取り消しを開始

[Financial Express]ニューヨーク、5月29日(ロイター): マルコ・ルビオ米国務長官は29日、中国共産党とつながりのある学生や重要分野を学んでいる学生を含む中国人学生のビザを「積極的に」取り消すと発表した。

この措置が、米国に留学する何十万人もの中国人大学生の広い範囲に適用されれば、米国の学校にとっての主要な収入源と、米国のテクノロジー企業にとって重要な人材のパイプラインが混乱する恐れがある。

ドナルド・トランプ大統領の政権は、強硬な移民政策を遂行するための幅広い取り組みの一環として、国外追放の強化や学生ビザの取り消しを目指している。

ルビオ氏は声明で、国務省は中国と香港からの今後のビザ申請に対する審査を強化するため、ビザ基準も改訂すると述べた。

「米国務省は国土安全保障省と協力し、中国人学生のビザを積極的に取り消す」と彼は述べた。ワシントンの中国大使館はコメント要請に直ちには応じなかった。

中国外務省は以前、トランプ政権がハーバード大学に対し、中国人が多い外国人留学生の入学許可を取り消したのを受けて、海外に留学する自国学生の「正当な権利と利益を断固として守る」と誓約していた。

中国はまた、金融市場を混乱させ、サプライチェーンを混乱させ、世界的な景気後退リスクを高めているトランプ大統領の世界的な貿易戦争の震源地でもある。中国人学生ビザの取り消しは、米中貿易紛争が最近小休止しているにもかかわらず、決定された。

米商務省によると、留学生(インドと中国を合わせて54%を占める)は2023年に米国経済に500億ドル以上貢献した。


Bangladesh News/Financial Express 20250530
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/us-to-start-revoking-visas-for-chinese-students-1748539089/?date=30-05-2025