[Financial Express]香港、5月29日(AFP):米国の裁判所がドナルド・トランプ大統領による世界的な関税攻撃を差し止めたことを受け、木曜日、アジア株は米国株先物とともに上昇した。この措置は大統領の看板貿易政策に大きな打撃を与え、待望の救済策となった。
この判決は、半導体大手エヌビディアの予想を上回る利益がテクノロジー業界に対する楽観論を復活させたことで、すでに楽観的になっていた投資家たちにさらなる刺激を与えた。
ホワイトハウスはこの決定に対して控訴したが、アナリストらはトレーダーらが
税金が課されないことを期待して、買いの機会が生まれている。
企業と州政府連合が起こした訴訟を審理した後、3人の判事からなる国際貿易裁判所は、大統領の行為が憲法に基づき議会に与えられた財政権限を侵害しているという点で一致した。
ホワイトハウスは「選挙で選ばれていない裁判官」による判決を激しく非難した。
このニュースは投資家のリスク選好を復活させた。投資家らは、世界的な景気後退への懸念をあおった、大統領による4月2日の「解放記念日」関税の衝撃からゆっくりと回復しつつあるものの、依然として不安を抱えている。
巨額の関税に直面した主要輸出国である日本と韓国の株価は、ハイテク企業や自動車メーカーの株価上昇により1%以上上昇した。
ソウルは中央銀行の金利引き下げによっても支援された。
香港、上海、シドニー、台北、マニラの株価も上昇し、ニューヨークの主要3指数の先物はそれぞれ1%以上上昇した。
エヌビディアは、輸出規制の強化により今四半期に数十億ドルの損失が出る可能性があると警告していたものの、予想を上回る第1四半期の利益を報告したことを受けてハイテク企業の株価が上昇したことが、この上昇を支えた。
Bangladesh News/Financial Express 20250530
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/asian-equities-boosted-by-us-courts-tariff-ruling-1748538026/?date=30-05-2025
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