汚染、水門が轟雷を窒息させる

汚染、水門が轟雷を窒息させる
[The Daily Star]インドの南西部を流れるパドマ川の支流ゴライ川は、水流不足と汚染および不法侵入の蔓延により、パトゥアカリ・サダール郡のカリカプール、アウリアプール、マダルブニアの各連合を横切る狭い運河と化している。

川の両岸に設置された複数の水門により、川の自然な流れが著しく阻害されている。さらに、カリカプール連合のシャリッカリ地区にある精米所から排出される廃棄物により、水が利用できなくなっていると地元住民は述べている。

その結果、3つの組合の住民約2万5000人が苦しんでいる。

「この川はかつて幅300フィート(約90メートル)もあった。だが今では、土地の不法占拠と汚染のため、幅25~30フィートほどの運河のような状態になっている」とバラ・アウリアプール村の住民モスタファ・カーンさんは語った。

「汚染により水は黒く有毒になり、農地の灌漑に適さなくなった」と彼は付け加えた。

コヒノール・オート・ライス・ミルの社長カジ・モニール・ホセイン氏は、川の水の流れが不足しているため、最近、汚染の程度が悪化したと主張した。

「環境省の指示に従い、工場内に近々水処理施設を設置する予定です。稼働開始後は、処理済みの水のみを運河に排出するため、こうした問題は解消されるでしょう」と彼は述べた。

パトゥアカリの環境省副局長ムハンマド・アサドゥッザマン氏は連絡を受け、「精米所への調査をすぐに開始します。疑惑が立証されれば、法的措置を取ります」と述べた。

パトゥアカリにあるバングラデシュ水資源開発委員会の執行技師、モハメド・アリフ・ホセイン氏は、現地調査の後に必要な措置が講じられると述べた。

「川岸沿いに不法占拠者が見つかった場合、彼らに対しても措置が取られるだろう」と彼は付け加えた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250531
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/pollution-sluice-gates-choke-gorai-3907601