[Financial Express]ハリコフ、6月11日(AFP): 当局によると、水曜日早朝、ロシア軍がウクライナ北東部の都市ハリコフに対して新たな攻撃を仕掛け、3人が死亡、子どもを含む60人が負傷した。モスクワは無条件停戦を拒否し、容赦ない攻撃を続けている。
ウクライナは、帰還協定をめぐる両国間の数日間の議論の末、モスクワから引き渡された戦死者1,200人以上の兵士の遺体を受け取ったと発表した。
ロシアはここ数週間、ウクライナに対し記録的な数のドローンやミサイルを発射し、侵攻を中止するよう強硬な要求(キエフは「最後通牒」として拒否)を表明する中で、3年間続いた連日爆撃をエスカレートさせている。
ロシア国境からわずか30キロ(18マイル)の北東部都市ハリコフが再び攻撃の標的となった。
「今夜、市内の2つの地区で敵の無人機(ドローン)による攻撃が17回行われた」と、ハリコフ市長のイゴール・テレホフ氏はテレグラムで述べた。ハリコフ州知事オレグ・シネグボフ氏は、3人が死亡したと述べた。
市内のAFP記者は、攻撃後に損壊したアパート、焼け落ちた車、瓦礫が散乱した道路を目撃した。
オレナ・ホルジェワさんは、ドローンの音が聞こえたとき、2人の子供を連れて窓から離れた廊下に走っていた。
「弟の方は頭に手を当てて床に横たわっていました。私はその上に乗ったんです」と41歳の薬剤師はAFPに語った。
「爆弾が近づいてくる音が聞こえたが、静まり返っていた。そして私たちは壁に投げ飛ばされた。さらに爆発音が聞こえ、それから人々が『助けて!助けて!』と叫ぶ声が聞こえた。彼女の65歳の隣人もこの攻撃で亡くなった一人だ」
水曜日の早朝、AFP記者は、救助隊員らがアパートの一角から、殺害された住民1人の遺体を黒い遺体袋に入れて運び出す様子を目撃した。
ウクライナ空軍は、ロシアが一晩でドローン85機を発射したと発表したが、これはここ数日より少ない数だ。
Bangladesh News/Financial Express 20250612
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/russia-launches-deadly-strike-on-kharkiv-1749657116/?date=12-06-2025
関連