[The Daily Star]世界最大のファッション小売業者であるザラの親会社インディテックスの株価は水曜日、ドナルド・トランプ米大統領の貿易戦争をめぐる懸念が高まる中、同社の第1四半期の売上高が期待外れだったことを受けて下落した。
スペインのグループで、マッシモ・ドゥッティ、ベルシュカ、プルなどのブランドを所有している。これは第1四半期としては新記録であり、金融データ会社ファクトセットが調査したアナリストの平均予想と一致した。
しかし、そのペースは、コロナ危機終息後の近年インディテックスが慣れ親しんできたペースよりも遅いものだった。
売上高は、この業界にとって通常は年間を通して低調な時期である同期間に1.5%増の82億7000万ユーロとなった。この数字は、ファクトセットの予想である83億7000万ユーロを下回った。
バンキンターのアナリストはメモの中で「売上は予想以上に減速している」と述べ、決算は「軟調」だと述べた。
第2四半期初めの売上は依然として低調で、5月1日から6月19日までの売上は6%増加したが、前年同期の12%増からは減少した。
「インディテックスは営業予想を下回った」とレンタ4のアナリスト、イヴァン・サン・フェリックス氏は語った。
インディテックスは、売上高の伸び悩みの理由については明らかにしなかったが、声明の中で「当社のチームの創造性と、完全に統合されたビジネスモデルの強力な実行によって、堅調な営業実績を上げた」と述べた。
インディテックスの株価は午前終盤の取引で3.25%下落し、47.61ユーロとなった。スペインの主要取引銘柄で構成されるIBEX-35指数はわずか0.37%の下落にとどまった。
世界中の国々や企業は、トランプ大統領が4月2日に開始した関税攻撃に対処しなければならなかった。
米大統領は世界中からの輸入品に10%の関税を課し、7月には欧州連合(EU)およびその他数十カ国にさらに高い関税を課すと警告した。
Bangladesh News/The Daily Star 20250612
https://www.thedailystar.net/business/global-economy/news/inditex-shares-drop-sales-disappoint-3914866
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