スリランカ、農作物を荒らすサル700万匹を数える

スリランカ、農作物を荒らすサル700万匹を数える
[Financial Express]コロンボ、6月12日(AFP):スリランカ当局は12日、農作物を荒らす野生動物の調査で、サルの数が700万匹を超えたと発表した。政府閣僚が「信じられない」数字と述べた。

農業研究訓練研究所(ARTI)の最高経営責任者ALサンディカ氏は、精緻化されたデータは「数年前」の前回の調査と一致していると述べたが、詳細は明らかにしなかった。

「当初、サルのデータに問題がありました。最終結果に至るまで、再度確認する必要がありました」とサンディカ氏はコロンボで記者団に語った。

アントン・ジャヤコディ環境副大臣は先週、3月15日に実施された初めての国勢調査で「信じられない」データが見つかり、検証が必要になったと発表した。

当局は、激怒した農民の一部が、人口2100万人のこの国で問題がさらに深刻であるかのように見せかけるために、数字を誇張した可能性があると示唆した。島民は5分間に、農場や住宅の近くで目撃されたイノシシ、クジャク、サル、そしてロリス(主に夜行性の小型霊長類)の数を数えるよう求められた。

この動きは、害獣に対処するための国家計画を策定することを目的としていた。

野党議員ナリン・バンダラ氏は、この調査は「完全な失敗であり、お金の無駄」だと述べた。

当局によれば、農作物の3分の1以上が、神聖視されているため法律で保護されているゾウを含む野生動物によって破壊されているという。

ゾウは稲作や果樹園を襲う大きな動物だが、3月の調査には含まれていなかった。


Bangladesh News/Financial Express 20250613
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/sri-lanka-counts-70m-crop-busting-monkeys-1749753898/?date=13-06-2025