[The Daily Star]国連の強制的あるいは非自発的失踪に関する作業部会の代表団は昨日、バングラデシュへの4日間の訪問を開始した。
グラジナ・バラノフスカ氏とアナ・ロレナ氏の2人からなる代表団は昨日、首都の国連常駐調整官事務所で人権擁護活動家や国連関係者との協議会議を開いた。
UVEDがフェイスブックに投稿した声明によると、このイベントには強制失踪被害者連合(UVED)、オディカール、人権支援協会の代表者が参加した。
国連常駐調整官事務所の上級人権顧問フマ・カーン氏と国連人権担当官アニス・マフフズ氏が会議に出席した。
参加者には、UVEDコーディネーターのM・マルフ・ザマン氏、事務総長のフマーユン・カビール氏、共同事務総長のイクバル・チョウドリー氏、女性部門コーディネーターのナスリン・ジャハン・スムリティ氏、オディカール局長のASMナシル・ウディン・エラン氏、上級研究員のタスキン・ファミナ氏、人権支援協会局長のイジャズル・イスラム氏が含まれていた。
彼らは、まだ帰国していない被害者のための捜索委員会を結成すること、帰国した被害者に対する虚偽の訴訟を取り下げること、拷問施設で証拠を隠滅した者を特定すること、強制失踪に関する法案の欠陥に対処すること、そして被害者のために正義を保証することなどについて話し合った。
代表団は、アシフ・ナズルル法律顧問、内務省関係者、法執行官、被害者の家族、強制失踪に関する調査委員会と会談する予定。
国連の強制的または非自発的失踪に関する作業部会は2013年に初めてバングラデシュへの訪問を試み、アワミ連盟政権時代に数通の書簡を送ったが、肯定的な回答は得られなかった。
オディカールのデータによれば、2009年から2024年6月の間に少なくとも708人が強制失踪の被害者となった。
米国は2021年12月、深刻な人権侵害の疑いで、ラブとその幹部7人に制裁を課した。米国は、ラブと他のバングラデシュ人が2009年以降600件以上の強制失踪、2018年以降約600件の超法規的殺害に関与したと述べている。
Bangladesh News/The Daily Star 20250616
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/un-team-enforced-disappearance-finally-here-3917936
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