マレーシアのパーム油先物は4.3%上昇

[Financial Express]ジャカルタ、6月16日(ロイター):マレーシアのパーム油先物は、米国がバイオ燃料の混合量を増やすことを提案したことや原油価格の上昇を受け、シカゴ大豆油の値上がりに追随し、月曜日、3営業日連続で上昇して取引を終えた。

マレーシア証券取引所の9月渡しの指標パーム油先物は、終値で1トンあたり171リンギット(4.36%)上昇し、4093リンギット(965.79ドル)となった。

ドナルド・トランプ米大統領率いる政権は金曜日、バイオマス由来のディーゼル燃料の義務化の急増を受け、今後2年間で石油精製業者が国の燃料に混合しなければならないバイオ燃料の量を増やすことを提案した。

これによりシカゴ大豆油先物は金曜日に6.0%以上上昇し、月曜日には約18か月ぶりの高値に達した。

シカゴ商品取引所(CBOT)の大豆油は5.39%上昇した。大連で最も取引量が多かった大豆油先物は2.45%上昇し、パーム油先物は3.76%上昇した。

パーム油は、世界の植物油市場のシェアを競う中で、競合する食用油の価格動向を追っています。

シンガポールに拠点を置く証券会社フィリップ・ノバの商品ストラテジスト、ダレン・リム氏は、イスラエルがイランを爆撃した金曜日以来、食用油市場は原油価格の上昇に追随していると述べた。

「供給途絶への懸念がリスクプレミアムの上昇につながる」とリム氏は述べた。

エネルギー価格の上昇は、パーム油の生産コストとバイオ燃料の潜在的需要の両方を増加させます。

バイオ燃料部門は原油由来の燃料の代替エネルギー源として機能しているとリム氏は付け加えた。

貨物検査会社インターテック・テスティング・サービスは、6月1日~15日のマレーシア産パーム油製品の輸出が5月1日~15日に比べて26.3%増加したと述べた。一方、独立検査会社アムスペック・アグリ・マレーシアによれば、17.8%増加したという。


Bangladesh News/Financial Express 20250617
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/malaysianpalm-oil-futures-gain-43pc-1750090505/?date=17-06-2025