米国が声明を阻止、トランプ氏を除くG7はキエフを支持

米国が声明を阻止、トランプ氏を除くG7はキエフを支持
[Financial Express]カナナスキス、6月18日(AFP):ドナルド・トランプ大統領を除く主要7カ国(G7)首脳は火曜日、ウクライナへの支援強化を誓約した。米国は、隣国への攻撃を強化しているロシアに圧力をかけるための共同呼びかけを阻止した。

米大統領はG7サミットで不安定な関係にあるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談する予定だったが、イスラエルとイランの紛争を理由に月曜日に帰国した。

ロシアが2022年2月の侵攻以来最悪の爆撃の一つでキエフを攻撃し、首都で少なくとも10人が死亡した数時間後、ゼレンスキー大統領はカナダのロッキー山脈の辺鄙なロッジで残りの首脳らと会談した。

カナダのマーク・カーニー首相はゼレンスキー大統領を歓迎し、ウクライナに対しドローンやヘリコプターを含む20億カナダドル(14億7000万ドル)の軍事支援を行うと発表した。

しかし、カナダ当局者は匿名を条件に、「米国が声明を骨抜きにしたかった」ため、主要7カ国首脳会議はウクライナに関する共同声明を発表できなかったと述べた。

米国はウラジーミル・プーチン大統領との仲介役としての役割を維持したいとして、一部の文言に異議を唱えたと当局者は述べた。

カーニー総裁は、G7首脳全員が「金融制裁を含め、ロシアへの圧力を最大化するためにあらゆる選択肢を断固として検討する」ことで合意したと述べ、摩擦の兆候を否定した。

しかし、議長は、G7首脳の一部が、全首脳が署名した正式声明の代わりに会談を締めくくる議長総括声明の内容を超えた発言をするだろうと認めた。

しかし、G7首脳は月曜日、イラン紛争に関する共同声明で団結し、トランプ大統領が米軍のさらなる関与を検討しているにもかかわらず、イスラエルを支持する一方で、広く緊張緩和を求めた。


Bangladesh News/Financial Express 20250619
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/g7-minus-trump-rallies-behind-kyiv-as-us-blocks-statement-1750263109/?date=19-06-2025