[Financial Express]ニューヨーク、6月18日(BBC/AFP): イランとの紛争が6日目に突入し、両陣営の間で怒りの言論が激化する中、ドナルド・トランプ米大統領は、イスラエルによるイランの核施設への攻撃に加わるかどうかを検討している。
BBCの米国パートナーであるCBSニュースに語った5人の情報筋によると、アメリカの攻撃は、フォルドの地下核施設を攻撃するために、より高性能の兵器を使用することになる可能性がある。
大統領は火曜日に国家安全保障チームと会談し、今後の対応について話し合った。
イスラエルとイランは金曜日以来、互いに致命的な攻撃を交わしている。アナリストらは、トランプ大統領の発言は、以前から緊張緩和を訴え、イランの核研究を制限する外交的解決策を声高に支持してきたにもかかわらず、イスラエル側に立つ意思を示唆していると指摘している。
イランの核兵器開発を阻止するための新たな合意の締結に向けた進展が見られないとして、トランプ大統領はますます不満を募らせている。トランプ大統領は最初の任期中にイランとの以前の合意から離脱した。
トランプ大統領は火曜日のソーシャルメディアへの投稿で、イランの最高指導者アリ・ハメネイ氏を脅迫し、米国は同氏の居場所を知っていると述べた。
「彼は格好の標的だが、あそこにいれば安全だ」とトランプ氏は書いた。「少なくとも今のところは、彼を排除(殺害!)するつもりはない。だが、民間人やアメリカ兵へのミサイル攻撃は望んでいない。我々の忍耐は限界に達している」
ウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ侵攻から3年以上が経過し、イスラエルとイランの紛争を国際舞台の最前線に躍り出る好機とみている。
ロシア大統領は仲介役になる可能性を示唆しているが、モスクワとイランの親密さやロシアのウクライナ侵攻を考えると、大統領がどのような役割を果たせるのか疑問だと専門家らは指摘している。
ウクライナへの攻撃とガザでの戦争は、ロシア生まれの大きなコミュニティを抱えるイスラエルとモスクワの伝統的に良好な関係に緊張をもたらした。
同時に、ロシアはイランとの軍事的関係を深めている。
イスラエルが空輸で帰国者を支援
取り残された市民
イスラエルは水曜日、同国のイランへの軍事攻撃により中東全域の空域が閉鎖され、数万人のイスラエル人が海外に取り残されたことを受けて、段階的な空輸作戦を自国民の帰国のために開始した。
国営航空会社エル・アル航空が運航した最初の救助機は水曜日の早朝テルアビブ空港に着陸し、キプロスのラルナカから乗客を帰還させた。
イスラエル運輸省は、航空会社が同国への飛行を停止したことにより世界中で5万人以上のイスラエル人が帰国を試みていると推計している。
外国人も陸路でイランから脱出している。中国は火曜日、自国民をテヘランからトルクメニスタンへ陸路バスで避難させ始めた。その他数百人の外国人が隣国のアルメニアとアゼルバイジャンに避難した。
Bangladesh News/Financial Express 20250619
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/trump-weighs-joining-iran-strikes-1750263087/?date=19-06-2025
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