ロシア、100日間の停戦要請を拒否:キエフ

[Financial Express]キエフ、6月19日(AFP):ウクライナは木曜日、約3年間にわたる戦闘をいかなる前提条件もなく停止するという米国とウクライナの提案をロシアが3か月以上拒否していると発表した。

今年初めのドナルド・トランプ米大統領の就任をきっかけに、モスクワの侵攻を阻止することを目指して米国、ロシア、ウクライナの当局者らによる会合が相次いだが、成果はなかった。

「ウクライナが、完全な停戦と殺害の終結、そして真の和平プロセスへの前進という米国の和平提案を無条件に受け入れてからちょうど100日が経った」とアンドリー・シビガ外相は声明で述べ、停戦は「平和に向けた基本的な第一歩」だと付け加えた。

トルコで数回にわたる直接会談で、ロシアは和平交渉を開始するための条件を提示したが、キエフはそれを「最後通牒」と呼んでいる。

クレムリンは、2022年に侵攻を開始して以来併合したと主張する4つの地域の領土支配を求めており、ウォロディミル・ゼレンスキー氏をウクライナの指導者の座から引きずり降ろしたいと考えている。

モスクワ軍は会談中、広大な前線で着実に、しかし犠牲を伴いながら前進を続けており、キエフは戦闘の一時停止を機に、疲弊した軍備の再武装と再建を図ると主張している。


Bangladesh News/Financial Express 20250620
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/russia-rejecting-truce-calls-for-100-days-kyiv-1750357275/?date=20-06-2025