イラン議会、IAEAとの協力を停止する法案を承認

[Financial Express]テヘラン、6月25日(ロイター/AFP):イラン議会は水曜日、国連の核監視機関との協力を停止する法案を承認したと国営通信社ヌールニュースが報じた。

ヌールニュースによると、この措置は、イランの最高国家安全保障会議の最終承認がなければ実行されないが、長年の敵国であるイスラエルが、テヘランの核兵器開発を阻止したいと表明したイスラエルとの空中戦を受けて行われたものである。

国営メディアは、モハメド・バゲル・カリバフ国会議長もイランは民生用核開発計画を加速させるだろうと語ったと報じた。

テヘランは核兵器の追求を否定し、国際原子力機関(IAEA)が今月採択した、イランが核拡散防止義務に違反しているとの決議がイスラエルの攻撃に道を開いたと主張している。

国会議長は、IAEAはイランの核施設への攻撃を非難する姿勢を見せることさえ拒否し、「その国際的な信頼性を売りに出した」と述べたと伝えられている。

同氏は、「このため、イラン原子力庁は、核施設の安全が保証されるまで同庁との協力を停止し、同国の平和的核計画をより迅速に進める」と述べた。

今週初め、議会の国家安全保障委員会は法案の概要を承認し、同委員会の報道官エブラヒム・レザエイ氏は、この法案により監視カメラの設置、査察、IAEAへの報告書の提出が一時停止されると述べた。

イラン、被告3人を絞首刑に

イスラエルのスパイ活動

イラン政府は水曜日、両国間の停戦協定発効の翌日、イスラエルのスパイとして告発された男性3人を処刑したと発表した。

司法当局はイスラエルに言及し、「暗殺を実行するための装備を国内に持ち込もうとしたイドリス・アリ、アザド・ショジャイ、ラスール・アフマド・ラスールの3人が、シオニスト政権に有利な協力をしたとして逮捕され、裁判にかけられた」と述べた。

「判決は今朝執行され、彼らは絞首刑に処されました。」

司法当局は、処刑はトルコとの国境に近い北西部の都市ウルミアで行われたと述べ、青い囚人服を着た3人の男性の写真を公開した。

テヘランは、最大の敵国であるイスラエルを含む外国の諜報機関のために働いていた疑いのある工作員の逮捕と処刑を定期的に発表している。


Bangladesh News/Financial Express 20250626
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iranian-parliament-okays-bill-to-suspend-iaea-cooperation-1750876929/?date=26-06-2025