[Financial Express]ハーグ、6月25日(AFP):NATOのマーク・ルッテ事務総長は水曜日、ドナルド・トランプ大統領が同盟の相互防衛条項に疑問を呈したとみられることを受け、米国は同条項に「全面的にコミットしている」と述べた。
「私にとって、米国がNATOに全面的にコミットしており、第5条に全面的にコミットしていることは明白だ」とルッテ氏は同盟国首脳との首脳会談を前に記者団に語った。
首脳会議に向かう途中、トランプ大統領はNATO加盟国のうち1カ国への攻撃は全加盟国への攻撃と定めた基本協定であるNATO第5条を順守することを拒否した。
「定義次第だ。第5条にはさまざまな定義がある」とトランプ大統領は記者団に語り、米国の欧州同盟国を動揺させることは確実だと述べた。
「私は彼らの友人であり続けることを約束します」と彼は語った。
英国は、NATOの核任務を支援するため、核兵器を搭載可能な戦闘機を再導入する予定であると、水曜日のNATO首脳会談に備えるスターマー首相の事務所が明らかにした。
同国は核兵器搭載可能なF-35A戦闘機12機を購入し、現在は潜水艦発射ミサイルに限られている同国の抑止力を強化する。
スターマー氏は火曜日の声明で、「これらのF35デュアル対応航空機は、世界をリードする英国空軍の新たな時代の到来を告げ、英国と同盟国を脅かす敵の脅威を抑止するだろう」と述べた。
声明の中で、NATO事務総長マーク・ルッテ氏は「本日の発表を強く歓迎する」と述べ、「NATOに対する英国のもう一つの力強い貢献」と呼んだ。
ダウニング街はこれを「英国の核態勢のこの世代で最大の強化」と評し、スターマー首相が水曜日の首脳会談でこの計画を発表すると付け加えた。
Bangladesh News/Financial Express 20250626
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/us-totally-committed-to-collective-defence-pledge-nato-chief-1750876914/?date=26-06-2025
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