「鉄道の敷地に仮設寺院を建設」

[The Daily Star]バングラデシュは、暫定政府がダッカのキルケトにあるドゥルガー寺院の「冒涜を許した」というインドの非難に応えて、礼拝所の保護を含め、あらゆるコミュニティの権利を守ることに引き続き断固として取り組むと述べた。

外務省は昨夜の声明で、バングラデシュは事実と現状を無視していかなる事柄にも反応しないようすべての人に強く求めると述べた。

インド外務省報道官ランディール・ジャイスワル氏は木曜日の記者会見で、「バングラデシュ暫定政権は、ダッカのキルケトにある寺院の警備を行う代わりに、今回の事件を違法な土地利用とみなし、寺院の冒涜を容認した。その結果、移転前に神像が損傷した」と述べた。

「ヒンズー教徒とその財産、宗教施設を守るのは暫定政府の責任だ」とジャイスワル氏は述べた。

これらのコメントに対し、外務省は声明で、昨年のドゥルガー・プージャの際、地元のヒンドゥー教徒コミュニティが事前の許可なく、バングラデシュ鉄道が所有する土地に仮設のプージャの祭壇を設置したと述べた。

「残念ながら、2024年10月にプージャが終了した後、主催者は仮設のマンダプ(祭壇)の撤去を拒否しました。それどころか、そこに『マハ・カーリー』(カーリー像)を設置しました。度重なる注意にもかかわらず、主催者は残念ながら、マンダプを恒久化するという独断的な行動に出ました」と声明は述べている。

2024年12月、鉄道当局は地元コミュニティの代表者やマンダップの主催者と協議し、線路の両側に違法に建設された売店、数百の店舗、政党事務所など、すべての無許可の施設を撤去するよう関係者全員に求める公示を出した。

過去数か月間、不法土地占拠者への度重なる警告は無視されてきた。

声明によると、6月24日と25日に鉄道会社は最終的に、プージャ主催者を含む関係者全員に無許可の設備を撤去するよう要請した。

6月26日、正当な手続きに従い、鉄道会社は立ち退きを進めた。

声明ではさらに、立ち退き手続きの過程で、地元のヒンドゥー教徒の参加のもと、その場しのぎのマンダップの偶像が、敬意を表して近くのバルー川に沈められたとも述べられている。

 


Bangladesh News/The Daily Star 20250628
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/makeshift-temple-built-railway-land-3927221