ERL、25年度に新記録を樹立

[Financial Express]チャトグラム、7月1日:国内唯一の国営石油精製所であるイースタン・リファイナリー・リミテッド(ERL)は、2024~25年度に合計153万5000トンの原油を処理し、2020~21年度のこれまでの記録である151万3000トンを上回り、原油精製の新記録を樹立した。

ERLのエンジニアであるシャリフ・ハスナット社長は、ERLは重要な節目を迎えたものの、国内の石油需要を満たすには至っていないと述べた。「しかしながら、国内の需要増加に対応するため、東部製油所ユニット2の建設が進行中です。政府はこのプロジェクトのための資金を確保しています」とハスナット氏は述べた。

ハスナット氏はさらに、「近年、当施設の年間生産量は年間生産能力150万トンを時折上回っており、これは操業効率の向上の証です。施設の設備能力を超える原油精製が実現できたのは、いくつかの要因が寄与していますが、中でも人員効率が大きな要因の一つです。さらに、原料の安定供給により、追加の燃料油処理が可能になりました」と述べました。

ERLは1966年に港湾都市グプタカル地区に設立され、1968年5月7日に商業生産を開始しました。バングラデシュ石油公社(BPC)の子会社であるこの製油所は、同国の現在の石油製品需要の約40%を供給しています。

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Bangladesh News/Financial Express 20250702
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/erl-sets-new-record-in-fy25-1751388584/?date=02-07-2025