[Financial Express]ロサンゼルス、米国、7月4日(AFP): ドナルド・トランプ大統領が気候災害と闘う連邦政府機関を骨抜きにする中で、カリフォルニア州では夏の山火事への懸念が高まっており、300人以上の消防士が木曜日、大規模な山火事と闘った。
「マドレ山火事」は水曜日、アメリカ合衆国カリフォルニア州中心部の田舎町サンルイスオビスポで発生しました。約200人が避難命令を受け、数十棟の建物が火災の危険にさらされています。
これは今年初めにロサンゼルスの広範囲を破壊した山火事によって傷つけられたカリフォルニア州における今年これまでで最大の火災である。
火災は急速に広がり、州の消防局カリフォルニア州消防局によると、24時間で52,000エーカー(21,000ヘクタール)以上が焼失した。
州の警報システムからの画像には、人里離れた丘陵地帯の山々を覆う濃い黒煙の柱が映っていた。
カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサム氏はXテレビで「火災がどこで発生しようとも、州は常にすべてのコミュニティーを守るために出動する」と述べ、増援部隊の派遣を発表した。
「マドレ山火事」は他のいくつかの山火事に続いて発生しており、1月に30人が死亡した山火事ですでにトラウマを抱えている同州にとって、今後の夏は厳しいものになるのではないかとの懸念が高まっている。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の異常気象専門家ダニエル・スウェイン氏はブログ投稿で、南カリフォルニアでは例年になく乾燥した冬と春となり、植生はすでに乾ききっていると指摘した。
「今年の夏の後半にはさらに激しく広範囲に渡る猛暑が予想されることから、植生の乾燥が1~2か月長く続くことが、今シーズン後半の火災状況に大きく影響するだろう」とスウェイン氏は述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250705
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/california-battles-biggest-wildfire-of-the-year-1751654336/?date=05-07-2025
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