ヒズボラの武装解除に対するレバノンの対応に米国特使は満足

[Financial Express]ベイルート、7月7日(ロイター/AFP):イスラエルが新たな空爆と国境を越えた地上攻撃を開始した数時間後、米国の特使は月曜日、ベイルートでレバノン当局者らと会談し、ヒズボラの武装解除案について協議した。

レバノン当局者や外交官は、イスラエルによる緊張の高まりはヒズボラへの圧力を強める試みだとみている。ヒズボラ指導者ナイム・カセム氏は日曜のテレビ演説で、イスラエルからレバノンを守るためにはヒズボラは依然として武器を必要としていると述べた。

米国のトーマス・バラック特使は月曜日、イスラエルとの最近の戦争で大幅に弱体化したヒズボラの武装解除要請に対するレバノン当局の対応に満足していると述べた。

「対応には非常に満足している」と、米国のトルコ大使でシリア特使も務めるバラック氏は、ジョゼフ・アウン大統領との会談後の記者会見で語った。

同氏は「この地域の残りの国々はマッハのスピードで動いており、あなた方は取り残されるだろう」と警告し、「シリアとイスラエルの間で対話が始まっているが、レバノンも対話を再構築する必要がある」と指摘した。

ヒズボラは昨年イスラエルとの戦争で大きな打撃を受け、同組織の指導部の多くが排除され、戦闘員数千人が死亡、数万人の支持者が破壊された家から避難を余儀なくされた。

このグループはここ数ヶ月、レバノン国内およびワシントンから武器の完全放棄を求める圧力にさらされている。先週、関係筋がロイター通信に語ったところによると、同グループは完全な武装解除ではなく、保有する兵器の縮小を検討しているという。

米国のトーマス・バラック特使が6月19日の最後の訪問の際にレバノン当局者に提出した提案では、南レバノンのいくつかの拠点を占拠しているイスラエル軍の撤退とイスラエルの空爆の停止と引き換えに、4か月以内にヒズボラを完全武装解除するとしている。


Bangladesh News/Financial Express 20250708
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/us-envoy-satisfied-with-lebanese-response-on-hezbollah-disarming-1751908880/?date=08-07-2025