[Financial Express]キエフ、7月10日(BBC):ウクライナの首都キエフがロシア軍による夜間の大規模攻撃を受け、少なくとも2人が死亡、16人が負傷したとウォロディミル・ゼレンスキー大統領が明らかにした。
ゼレンスキー大統領は、攻撃にはミサイル18発とドローン約400機が使用され、主に首都が標的にされたと付け加えた。
ドローンとミサイルが首都に集結したため、住民の睡眠は3時間にわたって中断された。キエフ当局によると、ドローンの残骸が住宅の屋根に直撃し、市内全域で火災が発生した。
国連によると、ウクライナでは6月に232人が死亡、1,343人が負傷し、月間民間人死傷者数が過去3年間で最多となった。
木曜日の早朝、ウクライナ警察は、ロシアの無人機による空爆がキエフの8つの地区を襲ったと報告した。「住宅、車両、倉庫、オフィス、非住宅の建物が燃えている」と、ウクライナ警察のティムール・トカチェンコ長官はテレグラムへの投稿で述べた。
イゴール・クリメンコ内務大臣は、地下鉄駅で68歳の女性と22歳の警察官が死亡したことを確認した。キエフのポジーリスキー地区では、プライマリヘルスケアセンターが「ほぼ完全に破壊された」とビタリー・クリチコ市長は述べた。
キエフ市内には「大量の煙」が出ているため、住民は空襲警報が解除されるまで屋内に避難し、また帰宅後は窓を閉めるよう求められた。
ウクライナ空軍は昨夜、複数の地域でロシアの無人機による攻撃の脅威があると報告した。キエフ以外で死傷者が出たかどうかは現時点では不明である。
ロシア軍は、報じられている最新の攻撃についてコメントしていない。これは、ウクライナがロシアによる過去最大規模の空爆と表現した火曜夜に起きた攻撃に続くもので、同国各地の都市が728機のドローンと13発の巡航ミサイル・弾道ミサイルで攻撃された。
ロシアは6月に、昨年6月と比べて10倍もの「ミサイルおよび徘徊型兵器による攻撃」をウクライナに対して行ったと、ウクライナの国連人権監視団(HRMMU)が報告した。
Bangladesh News/Financial Express 20250711
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/deadly-new-russian-missile-drone-attacks-hit-kyiv-1752169055/?date=11-07-2025
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