[Financial Express]フランクフルト(ドイツ)、7月11日(AFP):フォルクスワーゲンとその中国のパートナーである上海汽車集団(SAIC)は、内燃機関車の需要減速により、中国工場での生産を停止したと、フォルクスワーゲンの広報担当者が金曜日にAFPに語った。
「フォルクスワーゲングループとその合弁パートナーは、電気自動車、インテリジェント自動車、コネクテッドカーへの変革を加速させている」と広報担当者は述べた。
同氏は「SAICフォルクスワーゲンの多くの工場は現在、電気自動車生産のために転換中、もしくはすでに転換済みだ」と付け加えた。
広報担当者は南京の工場での生産が停止したことを確認した。この動きは経済日刊紙ハンデルスブラットが最初に報じた。
同社関係者はAFPに対し、生産停止の理由の一つは工場が都市部に位置しているため電気自動車(EV)生産に向けた改修や拡張作業が困難だと語った。
世界最大の自動車市場である中国ではEVの販売が著しく進んでおり、従来ガソリン車やディーゼル車に特化してきた欧州企業は対応を迫られている。
フォルクスワーゲン自身も、BYDなどの現地競合他社が投入するEVの影響で、中国での販売が長年減少している。同社は「中国で、中国のために」戦略の一環として、現地の専門知識を活用し、反撃に転じようとしている。
「生産ネットワークもこの包括的な戦略的推進に合わせて調整され、最適化されるだろう」と広報担当者は述べた。
フォルクスワーゲンは水曜日、今年上半期の中国での自動車出荷が2%強減少したと発表した。
しかし、この下落率は昨年上半期に報告された7.4%の下落率よりは小さかった。
Bangladesh News/Financial Express 20250712
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/volkswagen-stops-production-at-chinese-plant-in-electric-push-1752254912/?date=12-07-2025
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