[Financial Express]ロイター通信は、AI関連株の値上がりや、米国による関税導入の8月延期が進行中の貿易交渉に好影響を与えるとの期待に後押しされ、7月9日までの7日間で世界の株式ファンドに2週連続で資金が流入したと報じている。
LSEGリッパーのデータによれば、投資家は7月9日までの1週間に世界の株式ファンドを102億1000万ドルの純購入額となり、前週の375億4000万ドルから大幅に減少した。
ドナルド・トランプ米大統領は、交渉の時間を確保するため関税発動期限を8月1日まで延期したが、同時に期限後は最低15~20%の包括的関税と最大50%の税率を発表した。
投資家は欧州株式ファンドを約52億1000万ドル購入した。これは5月21日以来の最高額だ。一方、米国とアジアのファンドにはそれぞれ21億ドルと4億2600万ドルの純流入があった。
セクター別ファンド部門は22億1,000万ドルの純流入となり、2週連続で流入額が増加しました。テクノロジーセクターは18億ドルの純購入額を記録しました。一方、ヘルスケアセクターは10億6,000万ドル近くの純売却額を記録しました。
世界の債券ファンドは12週連続で需要があり、168億3000万ドルという巨額の資金を集めた。
ユーロ建て債券ファンドは合計43億6000万ドルの流入となり、過去4週間で最大の週間流入額となった。短期債券ファンドと高利回り債券ファンドもそれぞれ33億2000万ドルと9億6700万ドルの純購入額を記録した。
マネー・マーケット・ファンドは2週連続で大幅な純購入を行い、約449億7000万ドルを確保した。
投資家が株式ファンドに36億7000万ドルを投入し、2024年10月9日以来の最大額となったため、新興市場資産の人気は週を通して上昇した。
Bangladesh News/Financial Express 20250712
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/global-equity-funds-draw-second-weekly-inflow-on-ai-rally-tariff-delay-1752247992/?date=12-07-2025
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