コーヒー価格が10日ぶりの高値

[Financial Express]ニューヨーク、7月12日(ロイター): アラビカコーヒー価格は、トランプ政権がブラジルからの輸入品に50%の関税を課すとすればブラジルが報復措置を取るとの懸念が投資家の注目を集め、金曜に10日ぶりの高値をつけたが、取引終盤に下落して引けた。

ブラジルは世界最大のコーヒー生産国・輸出国であり、米国はブラジル最大の顧客であり、世界最大のコーヒー消費国です。米国で消費されるコーヒーの33%はブラジル産です。

コーヒー業界筋によると、新関税が8月1日に承認されれば、米国へのブラジル産コーヒー輸出は事実上停止し、ブラジルは他国から同様の量や価格でコーヒーを調達できなくなるという。

ICE取引所のコーヒー先物は、供給が逼迫していることを示すため、株価が下落すると上昇する傾向がある。

ICEニューヨークのアラビカコーヒー先物は1ポンド当たり2.9760ドルと10日ぶりの高値を付け、木曜日の1.3%上昇をさらに継続したが、その後1.3セント(0.5%)下落し1ポンド当たり2.865ドルで取引を終えた。

ディーラーらは、ブラジルでの収穫ペースの速さが価格反転の要因の一つであると指摘した。

ロンドンを拠点とするロブスタコーヒー先物は引き続き軟調で、3.1%下落して1トン当たり3,216ドルとなった。


Bangladesh News/Financial Express 20250713
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/coffee-prices-hit-10-day-high-1752334686/?date=13-07-2025