EU、米国との関税争いで報復準備

[Financial Express]欧州連合(EU)は土曜日、米国が8月1日から欧州製品に30%の関税を課すことを強行した場合、自国の利益を守るために報復措置を取る用意があると述べたとロイター通信が報じた。

ドナルド・トランプ米大統領の最新の攻撃は、激しい交渉とホワイトハウスからのますます温かい言葉によって貿易戦争の激化を回避できると期待していた米国最大の貿易相手国であるEUを驚かせた。

27加盟国の貿易政策を担当するEU執行部のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、EUは8月1日までに合意に向けて努力を続ける用意はあるが、断固たる姿勢を維持するつもりだと述べた。

欧州に入る米国製品への報復関税の可能性について、同氏は「必要であれば相応の対抗措置を講じるなど、EUの利益を守るために必要なあらゆる措置を講じる」と述べた。

EU大使らは、月曜日にブリュッセルで開催される臨時貿易大臣会合に先立ち、日曜日に今後の対応について協議する予定だった。貿易大臣らは、米国が鉄鋼とアルミニウムにそれぞれ追加関税を課したことへの報復として、210億ユーロ相当の米国輸入品に関税を課すか、あるいは月曜日末まで続く関税の一時停止を延長するかを決定する必要がある。


Bangladesh News/Financial Express 20250714
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/eu-ready-to-retaliate-in-tariff-fight-with-us-1752428369/?date=14-07-2025