イスラエルがシリア軍本部を爆撃

イスラエルがシリア軍本部を爆撃
[Financial Express]スウェイダ、7月16日(AFP/AP通信):イスラエルは、監視団によると宗派間の衝突で250人近くが死亡したとされるスウェイダの中心地で、イスラム主義主導のシリア政府に対し、少数派のドゥルーズ派を放置するよう警告した後、水曜日にダマスカスのシリア軍本部を爆撃したと発表した。

シリア政府軍は火曜日、地元のベドウィン部族との衝突で100人以上が死亡したことを受けて、ドゥルーズ派が多数を占める都市スウェイダに入城した。その目的は、ドゥルーズ派コミュニティの指導者らと合意した停戦を監視することとしている。

しかし、目撃者らは、政府軍がベドウィンと共謀して、市内で血みどろの大暴れを行い、ドルーズ派戦闘員と民間人を攻撃したと報告した。

今回の戦闘は、4月と5月に政府軍がスウェイダ県とダマスカス近郊でドルーズ派戦闘員と戦闘を繰り広げ、100人以上が死亡して以来、シリアで最も深刻な暴力行為の発生となっている。

イスラム主義勢力が率いるシリア政府は、昨年12月に長年の指導者であったバッシャール・アサド大統領を打倒して以来、同国の宗教的・民族的少数派との緊張関係を抱えている。

イスラエルのイスラエル・カッツ国防相はダマスカスに対し、「スウェイダのドルーズ派に手を出さないで」と要求した。

政府軍とドルーズ派武装集団との停戦協定が崩壊し、イスラエルがドルーズ派宗教少数派への支援への関与をエスカレートさせると警告したことを受け、水曜日、シリア南部の都市スウェイダで衝突が激化した。

シリア国防省は、火曜日に合意された停戦協定にスウェイダの民兵が違反したと非難し、シリア軍兵士が反撃し、ドゥルーズ派が多数を占める同州で軍事作戦を継続した。


Bangladesh News/Financial Express 20250717
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/israel-bombs-syria-army-hq-1752685996/?date=17-07-2025