ウォルマート・メキシコの時価総額は第2四半期の利益減少により37億ドル減少

[Financial Express]メキシコ市、7月20日(ロイター):小売り大手ウォルマートのメキシコ・中米部門、ウォルメックス(WALMEX.MX)の時価総額は、売上高は増加したものの、第2・四半期の利益率が予想を下回ったことを受けて、木曜日に約37億ドル減少した。

同社の株価は木曜日に7.4%下落し、2020年以降で最大の1日あたりの下落率となり、ウォルメックスの時価総額は686億メキシコペソ(37億ドル)減少した。

メキシコ最大の小売業者で、6カ国でウォルマート、サムズクラブ、ボデガ・アウレラの店舗を運営している同社は水曜日、売上高は8%増加したにもかかわらず、ウォルマートの支出がアナリストの予想を上回ったため、純利益が10%減少したと発表した。

第1四半期の純利益は112億ペソ(5億9800万ドル)で、アナリストの約130億ペソ予想を下回り、コア利益率は9.5%と、2020年以来の同四半期の最低水準となった。

金融グループ、バノルテのアナリストらは「同社は収益性の回復という非常に重要な課題に直面している」と述べた。

アクティンバーのアナリスト、アントニオ・ヘルナンデス氏は顧客向けメモの中で、利益率の圧迫はテクノロジー、電子商取引、店舗開設、人件費への投資によるものだと述べた。

パウロ・ガルシア最高財務責任者(CFO)は木曜日のアナリストとの電話会議で、「これらの投資の恩恵は引き続き、より力強い成長と市場シェアの拡大の加速につながるだろう」と述べた。

「我々は最も高いリターンをもたらす投資を優先し、リターンの低いものはやめる」と同氏は付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20250721
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/walmart-mexicos-market-value-sheds-37b-after-q2-profit-dip-1753030661/?date=21-07-2025