デング熱でさらに4人が死亡、319人が入院

デング熱でさらに4人が死亡、319人が入院
[The Daily Star]昨日の朝までの24時間で少なくとも4人のデング熱患者が死亡し、319人が入院した。

死亡者のうち3人はダッカ南部市管轄の地域で死亡し、1人はチッタゴン管区の住民だった。

保健サービス総局(DGHS)によると、新たな死者数と感染者数を加えると、死者数と感染者数はそれぞれ合計69人と18,345人になった。

これまでに合計1万6960人のデング熱患者が病院から退院した。

現在、1,316人のデング熱患者が全国のさまざまな病院で治療を受けており、そのうち929人はダッカ市外から来ている。

専門家らは、最近の降雨パターンにより、ウイルスを媒介するネッタイシマカの繁殖に理想的な条件が整えられ、8月には状況が著しく悪化する可能性があると警告している。

「断続的な雨はデング熱ウイルスの蔓延に非常に好都合だ」と昆虫学者のGMサイフル・ラーマン氏は語った。

彼は、ヤブカ属の蚊は曇りや陰鬱な天候の時に活発に活動し、この状況は全国的に続いていると指摘した。「モンスーン期には、デング熱の症例数が乾季の最大9倍になることがあります」と彼は述べた。

サイフル氏は国民に対し、長袖の衣服を着用し、蚊帳を使用し、定期的に自宅で清掃活動を実施して屋根の上を含む蚊の繁殖地をなくすなどの予防策を講じるよう呼びかけた。

ジャハンギルナガル大学の昆虫学者カビールル・バシャール教授は、8月にはデング熱の症例が7月の少なくとも3倍になる可能性があり、9月にはさらに増加する可能性があると予測した。

彼は、広範囲にわたる幼虫と繁殖地の駆除が緊急に必要だと強調した。「蚊の個体数と感染者が同時に増加すると、病気は急速に蔓延します」と彼は述べた。

バシャール氏は、デング熱患者の自宅周辺を集中的にホットスポット化し、成虫の蚊を駆除して繁殖を防ぐよう呼びかけた。また、患者が治療を受けている病院における蚊の駆除の必要性も強調した。「ネッタイシマカが感染患者を刺し、その後、他の非感染者を刺せば、病院は容易に感染源となる可能性がある」と警告した。


Bangladesh News/The Daily Star 20250724
https://www.thedailystar.net/health/news/four-more-die-dengue-319-get-hospitalised-3946181