新日鉄、欧州、アジア、日本向けヴェスタス風力発電タワーに鋼材を供給

[Financial Express]東京、7月30日(ロイター):日本製鉄は水曜日、デンマークの風力タービンメーカー、ヴェスタス・ウィンド・システムズと、欧州、アジア、日本市場向けのヴェスタスの風力タービンに鋼材を供給する協力覚書を締結したと日本の経済産業省が発表した。

この合意は、再生可能エネルギーが輸入コストと化石燃料への依存を減らす鍵となる日本において、風力発電のサプライチェーンを強化するという経済産業省(METI)の幅広い取り組みの一環である。

洋上風力は日本の再生可能エネルギー戦略の柱だが、日本は依然として輸入された風力タービンと部品に大きく依存している。

ヴェスタスは日本で多数の契約を結んでおり、その中にはエネオス、イベルドローラ、東北電力が秋田県八方能代沖に建設する375メガワットの洋上風力発電所も含まれる。

経済産業省は6月、シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジーとの洋上風力分野における協力枠組みを発表した。シーメンス・エナジーの風力タービン部門であるシーメンス・ガメサは、日本の電子部品メーカーTDKと、風力タービンに供給する磁石の供給契約を締結した。

経産省は、米国の大手エネルギー機器メーカーGEバーノバとも同様の枠組みを立ち上げ、風力発電や水素、アンモニアなどの分野で官民連携を推進している。

日本は、発電における輸入石炭と天然ガスへの依存を減らすため、2040年までに洋上風力発電容量を45ギガワットにすることを目標としている。しかし、3回にわたる大規模な入札にもかかわらず、コストの高騰と遅延により、計画は停滞している。


Bangladesh News/Financial Express 20250731
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/nippon-steel-to-supply-steel-for-vestas-wind-towers-for-europe-asia-and-japan-1753891202/?date=31-07-2025