[Financial Express]カラチ/シンガポール、8月3日(ロイター):パキスタン最大の石油精製会社クネルギコは、10月にビトルから100万バレルの原油を輸入する予定だ。クネルギコの副会長ウサマ・クレシ氏が金曜日に明らかにした。同国が画期的な貿易協定を受けて米国産原油を購入するのは初めてとなる。
同氏は、ウエスト・テキサス・インターミディエイト軽質原油は今月ヒューストンから積み込まれ、10月後半にカラチに到着する予定だと述べた。
「これは、ヴィトル社との包括契約に基づく試験的なスポット貨物だ。もし商業的に実現可能で入手可能であれば、少なくとも月に1回は輸入できるだろう」とクレシ氏はロイター通信に語り、ヴィトル社は当社の長期的な取引相手だと付け加えた。
同氏は、この合意は、ドナルド・トランプ米大統領がパキスタンからの輸入品に29%の関税を課すと警告した4月に始まった数カ月に及ぶ交渉の末のものだと述べた。
クレシ氏は、パキスタンの財務省と石油省は4月の関税発表後、国内の製油所に対し米国産原油の輸入を検討するよう奨励したと述べた。
ヴィトル氏は勤務時間外に送られたコメント要請にすぐには応じなかった。
Bangladesh News/Financial Express 20250804
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/pakistan-to-buy-first-ever-us-oil-cargo-in-deal-with-vitol-1754236389/?date=04-08-2025
関連