ウクライナのドローン攻撃でロシアの石油貯蔵庫が火災

[Financial Express]モスクワ、8月3日(ロイター):ロシアのソチ市にある石油貯蔵所でウクライナの無人機攻撃により火災が発生し、120人以上の消防士が消火活動に当たっていると、同州のベニアミン・コンドラチェフ知事が日曜早朝、メッセージアプリ「テレグラム」で明らかにした。

ロシアの通信社RIAは緊急当局の発言として、ソチがあるクラスノダール地方で容量2,000立方メートル(7万立方フィート)の燃料タンクが火災に遭ったと報じた。

ロシアの民間航空局ロサビアツィアはテレグラムで、航空安全を確保するためソチ空港での飛行を停止したと発表した。

ロイターはこれらの報道を独自に検証することはできなかった。ウクライナ側からのコメントは今のところ得られていない。

コンドラチェフ氏によると、この攻撃は沿岸リゾート都市のアドレル地区で行われたもので、キエフがモスクワの戦争努力の鍵とみなしているロシア国内のインフラに対するウクライナの最新の攻撃となるだろう。

先月末、ウクライナのドローン攻撃でアドレル地区で女性が死亡したが、ロシアが2022年2月に開始した戦争では、2014年冬季オリンピックが開催されたソチへの攻撃はまれだった。

黒海沿岸のクラスノダール地方には、クラスノダール市の近くにイルスキー製油所がある。同製油所はロシア南部最大級の製油所で、ウクライナの無人機攻撃の標的になることも多い。


Bangladesh News/Financial Express 20250804
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/ukraines-drone-attack-sparks-fire-at-oil-depot-in-russia-1754236596/?date=04-08-2025