「あらゆることが議題になるだろう」とパキスタン外相の訪問について外国顧問が発言

「あらゆることが議題になるだろう」とパキスタン外相の訪問について外国顧問が発言
[The Daily Star]トゥーヒド・ホセイン外務顧問は昨日、パキスタンとの1971年の諸問題について、8月23日にパキスタンの顧問と面会する予定であり、各問題が協議のテーブルに上がるだろうと述べた。

バングラデシュがパキスタンによる公式謝罪と正当な賠償を求める問題を提起するかとの質問に対し、トゥヒド外相は「それぞれの問題が議題に上がるだろう」と述べた。

トゥーヒド氏は外務アカデミーで記者団に対し、暫定政権はパキスタンとの関係について「実際的な方法」で取り組んでいると述べ、今月下旬に予定されているパキスタンのイシャク・ダール副首相兼外相の訪問時にあらゆる事柄が協議のテーブルにつくことを強調した。

4月17日にダッカで行われた外務次官級会談で、バングラデシュは、1971年の独立戦争中にパキスタン軍がバングラデシュに対して犯した残虐行為に対する公式謝罪や、パキスタンからの未解決の財政請求など、パキスタンとの未解決の歴史問題を提起した。

両国関係の強固な基盤を築くためにはこれらの問題を解決する必要がある、と当時の外務大臣モハメド・ジャシム・ウディンは述べた。

トゥーヒド氏は質問に答えて、バングラデシュはインドがパキスタンとの関係をどう発展させるか決めることはできないし、同様にインドもバングラデシュがパキスタンとの関係をどう発展させるか決めることはできないと述べた。

ホセイン氏は、関係のある側面が他の側面のせいで行き詰まるのは見たくないと語った。

バングラデシュは、15年ぶりにダッカとイスラマバードの間で協議が開始されたことで、パキスタン側がこれらの問題に引き続き関与する意向を示していると見ている。

パキスタンの副首相は、バングラデシュとの関係強化策を協議するため、8月23日にダッカに到着する予定だ。

彼は他の予定に加え、8月24日にトゥーヒド氏との二国間会談を行う予定だ。

インド領カシミールでの致命的な攻撃を受けてパキスタンとインドの間で緊張が高まる中、4月に予定されていたバングラデシュ訪問は延期された。

その後、両者は相互協議を通じて新たな日程を確定した。

先週7月、バングラデシュとパキスタンは、パレスチナにおけるイスラエルの継続的な侵略と悪化する人道危機に深い懸念を表明し、パレスチナの人々とその大義に対する揺るぎない連帯を改めて表明した。

このメッセージは、国連の二国家解決に関する国際会議に合わせて行われたイシャク・ダール氏とトゥーヒド氏の会談中に伝えられた。

これは2024年10月以来の4回目の会合だった。

ダッカのパキスタン高等弁務官事務所によると、両首脳はまた二国間関係を見直し、政治的、経済的、文化的協力を強化する決意を再確認するとともに、連携や人的交流を強化する方法を模索した。

双方は近い将来に高官級訪問を実施することで合意した。


Bangladesh News/The Daily Star 20250805
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/everything-will-be-the-table-says-foreign-adviser-pakistan-fms-visit-3955791