ダッカ空港:飛行機の進入路に525棟の高層ビルが違法に建設

ダッカ空港:飛行機の進入路に525棟の高層ビルが違法に建設
[The Daily Star]過去10年間にダッカの2つの空港の滑走路進入路に少なくとも525棟の無許可の高層ビルが建設された。

バングラデシュ民間航空局(CAAB)のモスタファ・マフムード・シディク議長は昨日、同市クルミトラにあるCAAB本部で行われた記者会見でこの情報を明らかにした。

CAABの責任者は、これらの建物の未承認部分を取り壊す権限も権限もないと述べた。

「CAABは、この問題に関して過去10年間にわたり、ラジダニ・ウンナヤン・カルトリパッカ(ラジュク)に繰り返し書簡を送ってきた。未承認の構造物に対して措置を取るのは彼らの責任だからだ」とモスタファ・マフムード氏は述べた。

7月21日のマイルストーンスクールでの飛行機墜落事故を受けて、ハズラト・シャージャラル国際空港(HSIA)とテジガオンの旧空港付近の無許可の高層ビル問題が注目を集めている。 バングラデシュ空軍の練習機が学校の敷地内に墜落し、少なくとも35人が死亡、数十人が負傷した。犠牲者のほとんどは小学生だった。

記者会見で、カアブ当局は、マイルストーン施設の周囲に無許可の高層ビルは存在しないと明言した。

CAABの航空交通管制担当のグループキャプテン、モハンマド ヌール-e-アラム氏は、その地域の建物に許可されている高さは最大150フィートであり、マイルストーンスクールキャンプの周囲の最も高い建物は現在135フィートの高さであると説明した。

人口密度の高いダッカの上空で戦闘機の訓練を行うべきではないとする航空専門家の意見について、CAAB長官は、戦闘機はHSIAの滑走路を離着陸のためだけに使用していると述べた。

「しかし、訓練場所と訓練経路は異なり、ダッカの空ではない」とCAAB委員長は付け加えた。

HSIAの第3ターミナルの開業について、CAABのモスタファ会長は具体的な日付を明らかにしなかった。

しかし、同氏は、ターミナルをすぐに完全に稼働させるべく努力が進行中であると述べた。

同氏はまた、ターミナルの運営について日本の企業連合と協議中であり、双方が合意に達したら正式契約を締結する予定だと述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250808
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/dhaka-airports-525-high-rises-illegally-built-approach-paths-planes-3957686