[Financial Express]チッタゴン、8月8日(BSS):米国へのバングラデシュの輸出品に新たに課せられた20%の対抗関税が木曜日に発効し、輸出業者が期限に間に合うよう急いだため、チッタゴン港からの出荷量が急増した。
チッタゴン港湾局(CPA)によると、土壇場での対応により、輸出業者への優先的な支援により、1日あたり800個のコンテナが追加で輸出されているという。
バングラデシュニット製品製造輸出業者協会(BKMEA)のモハマド・ハテム会長は、多くの輸出業者が8月7日の締め切り前に出荷を急いだと語った。
「生産を早期に完了させた企業は、8月1日までに輸出に成功した」と彼は指摘した。その結果、7月の輸出は25%増加した。
アジアン・ダフ・グループのマネージング・ディレクター、アブドゥス・サラム氏は、バングラデシュは7月だけで39億6000万ドル相当の衣料品を輸出し、そのうち8億2000万ドルが米国向けだったと報告した。そのうち60パーセントはチッタゴン港を経由して輸送された。
従来37%だった対抗関税は、7月31日の第3回二国間協議を経て20%に引き下げられた。しかし、米国の既存の平均関税が15%を超えているため、バングラデシュ製品への総関税は依然として35%を超えている。既製服への関税は、以前は約16.5%だった。
貿易アナリストでバングラデシュ関税委員会の元委員であるモスタファ・アビド・カーン氏は、関税の執行は港湾の解放時点に基づいていると明言した。同氏は、バングラデシュは米国産原材料に対する相殺関税の免除により部分的な優位性を維持していると指摘した。これは、バングラデシュの衣料品産業が米国産綿花の輸入に大きく依存していることを考えると、極めて重要である。
コンテナデポ協会のルフル・アミン・シクダー事務局長は、輸出業者らは新関税を避けるために事前にコンテナをデポに急いで輸送していると述べた。
同氏は「コンテナ輸出は通常、毎月6万~6万5000個だが、7月には9万9000個に急増した」と述べ、そのうち8万1000個はすでに出荷済みだと付け加えた。
Bangladesh News/Financial Express 20250809
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/20pc-us-reciprocal-tariff-kicks-in-triggers-export-surge-at-ctg-port-1754674174/?date=09-08-2025
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