「家に帰れ」:キエフ攻撃後、前線から逃げた家族が埋葬される

「家に帰れ」:キエフ攻撃後、前線から逃げた家族が埋葬される
[Financial Express]スロビアンスク、8月8日(AFP):大学時代の恋人同士、ミキタ・ラメホフさんとソフィア・ラメホフさんの夢はシンプルだった。家族の安全と、ウクライナ東部で乗り越えてきたと思っていた戦争から逃れて新たな人生をスタートさせることだった。

23歳のミキタさんと22歳のソフィアさんは、前線にある故郷スロビアンスクから首都キエフに逃れ、そこで2歳の息子レフさんとソフィアさんが期待していた赤ちゃんのために家を構えた。

「若い人たちはいつも計画を持っています。人生すべてが目の前にあるかのように、彼らはもっと多くのことを望み、どんな困難も乗り越えられると考えています」とソフィアちゃんの父親スビアトスラフ・ガポノフさんはAFPに語った。

しかし、戦闘から逃れてから約3年後、戦争が彼らに追いついた。

先週、ロシアのミサイルが9階建ての住宅ビルを貫通しました。その夜の攻撃でキエフでは32人が死亡しました。

数時間に及ぶ砲撃は、2022年のロシア侵攻以来、キエフで最悪のものの一つとなり、ウクライナ国民が前線から遠く離れた場所にいても直面する危険を思い知らせるものとなった。

スロビアンスクでの葬儀では、プロテスタント教会の尊敬される一員であるガポノフ氏が、会葬者たちが泣きじゃくる中、落ち着いた声で葬儀を司った。

ソフィアの祖母は、カップルが満面の笑みを浮かべたレフを抱くスライドショーが流れる中、両手を握りしめて静かに泣いた。

「彼らは若かったので、キエフのほうが暮らしやすいだろうと思ったんです。静かだったし」とガポノフさん(45歳)は語った。

ウクライナ全土から42万2700人以上がキエフに避難した。


Bangladesh News/Financial Express 20250809
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/back-home-family-who-fled-front-buried-after-kyiv-strike-1754674860/?date=09-08-2025