7月のOPEC原油生産量はUAEとサウジアラビアが牽引し増加

[Financial Express]ロンドン、8月10日(ロイター): ロイターの調査によると、石油輸出国機構(OPEC)の7月の原油生産量は、石油輸出国機構(OPEC)が増産で合意したことを受け、さらに増加した。ただし、イラクの追加減産とクルド人自治区の油田に対するドローン攻撃により、生産量の増加は抑制された。

調査によると、石油輸出国機構(OPEC)は先月、日量2,738万バレルを産出しており、これは6月の修正値より27万バレル増加しており、アラブ首長国連邦とサウジアラビアの増加率が最も大きかった。

OPEC(石油輸出国機構)とロシアを含む同盟国で構成されるOPECは、直近の減産措置の解除計画を加速させている。同時に、一部の加盟国は以前の過剰生産を補うために追加の減産を行うことが求められており、理論上は増産の影響は限定的となる。

7月の生産量に関するOPEC加盟国8カ国による合意では、アルジェリア、イラク、クウェート、サウジアラビア、UAEのOPEC加盟国5カ国は、イラク、クウェート、UAEに対する合計17万5000ブプドの補償削減の影響を受ける前に、生産量を31万ブプド増やすことになっていた。

調査によれば、5社による実際の増加量は15万バレル/日だった。

サウジの6月の供給量は、OPECの7月の月次報告で同国が6月に936万バレルを供給したと報告されたことを受けて、5万バレル上方修正された。

OPECの生産割り当ての順守強化を迫られているイラクは、補償金削減とイラク・クルディスタンの油田へのドローン攻撃により生産量を減らした。

UAEは生産量を約10万ブプド増加させたが、それでもOPECの割り当て量は下回った。

イラクとUAEの生産量については幅広い推定値があり、多くの外部情報源は両国の生産量を両国自身よりも高く見積もっている。

ロイターの調査やOPECの二次情報源から提供されたデータは、彼らの生産量が割当量に近いことを示しているが、国際エネルギー機関などの他の推計では、彼らの生産量は割当量を大幅に上回っているとされている。

ロイターの調査は市場への供給を追跡することを目的としており、金融グループLSEGのフローデータ、クプラーなどフローを追跡している他の企業からの情報、石油会社、OPEC、コンサルタントの情報筋から提供された情報に基づいている。


Bangladesh News/Financial Express 20250811
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/opec-oil-output-rises-in-july-led-by-uae-and-saudi-1754848290/?date=11-08-2025