金価格が下落 —

[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は月曜日に下落した。投資家らが、輸入金塊に対する米国の関税の可能性に関するホワイトハウスの説明と、連邦準備制度理事会の金利見通しを示す可能性がある米国のインフレ報告を待っていたためである。

米金先物12月限は東部標準時午前8時57分(グリニッジ標準時12時57分)時点で2.3%下落し、1オンス当たり3,410.50ドルとなった。

米国で最も広く取引されている金地金に、ワシントンが国別輸入関税を課す可能性があるとの報道を受け、金価格は金曜日に過去最高値を記録した。金曜日の午後、ある政府高官はロイター通信に対し、ホワイトハウスは近い将来、金地金やその他の特殊製品への関税に関する「誤報を解明する」大統領令を発令する予定であると述べた。

キトコ・メタルズのシニアアナリスト、ジム・ワイコフ氏は「関税をめぐる不確実性から市場は当初上昇したが、参加者がホワイトハウスからのさらなる説明を待つ中、現在は神経質な清算局面にある」と述べた。

スポット金は1.2%下落し、3,356.30ドルとなった。指標では、米国の消費者物価指数が火曜日に、生産者物価指数が木曜日に発表される予定だ。

「雇用統計が弱かったことを受け、インフレ指標は特に重要になるだろう。今週のインフレ指標が予想を上回れば、FRBが9月に予定されている利下げを一時停止する理由となり、金価格にとって弱材料となるだろう」とワイコフ氏は付け加えた。

最近の米国雇用統計が予想より弱かったことから、トレーダーらはFRBが9月に利下げを行うとの見方を強めている。

ドナルド・トランプ大統領が設定した米中貿易協定の期限である8月12日が近づくにつれ、貿易交渉も注目を集めた。


Bangladesh News/Financial Express 20250812
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-prices-decline-1754934536/?date=12-08-2025